北朝鮮に2-0で勝利し、W杯出場を決めた今日。

試合後のジーコ監督のコメントが印象的でした。


"イラン戦に負けた時にいろいろ言われたが、~"


いや~、相当いろんな事言われてるんでしょうな。。ホントの所は知る由もないですが、心中お察しします。

各局お抱えの元日本代表からそこいらのシロートまで、日本中がアーダコーダ言ってるわけですよ。そんな中で『自分の全責任で』チームを引っ張っていかなきゃならんのですから。そしてなおかつ結果を出さんといかん。


なんか、このDVDを思い出しました。

六月の勝利の歌を忘れない


戦術構築/選手起用/対戦相手分析/メンタルケアを含む選手の体調管理/本番までの練習スケジュールなどなど、もちろん各スタッフがサポートするものの、全てに責任を持つのは監督です。


巷でのいろんな考え方(チームにとっては単なるノイズにしかならないんですが)が氾濫する中、チーム全員を同じ目標に向かわせなきゃいけない。

もうそうなってくると、単なる理詰めだけではどうしようも無くなるんですよね。


その人の全て、すなわち人格が試されるんだと思います。小手先の言葉ではなく、全身全霊をかけた、人間と人間のぶつかり合い。


久々に日本(神戸)に帰ってくるらしいトルシエ元日本代表監督も、DVDを観る限り、人間として全力で日本代表チームと組み合い、そして引っ張っていったんだと思います。


ちょっと不振が続いたらすぐ"解任か?"みたいな報道より、このDVDみたいに『生き様』を見せて欲しいんですけどねー。

岩井さんみたいに、ジーコJAPANには誰か張り付いてないのかなあ?